SSブログ

赤道付近で避暑 [旅の抽斗]



3K8A3223-1.JPG

4泊4日の8年振りシンガポール旅行、この三連休での出来事です

日付が変わる前の金曜夜に搭乗した便は一眠りしてる間に翌早朝現地到着し
帰り便も同じくして連休明け早朝羽田へと戻ってくるという
ちょっとハードな旅程に歳甲斐もなく挑戦してしまいました
おまけに自宅へ戻るとひとシャワー浴びてそのまま出勤したので
この日は一日中睡魔に襲われ続けるという怖い状態でもありました

ということで現地ホテルには2泊という旅でしたが
観光には丸々3日間費やすことが可能なのでたっぷり堪能できるのです
観光資源が豊富とは言い難いお国柄なのでこれ位が丁度いいのでしょうね
一足早い赤道近くの夏休みとなりました


3K8A3264-1.JPG

言わずもがな世界中の脚光を集めたばかりのシンガポール
8年前には発展途上だったベイエリアの開発もすっかり終了して
日本では叩かれているカジノを擁するあのホテルは
引続き多くのギャンブラーを惹きつけて止まないようでした

IR統合型リゾートという文字がマスメディアに度々登場しています
日本政府が目指すはやはりシンガポール型なのだろうと簡単に想像がつき
様々な懸案事項をクリアしてさて本当に上手くいくのだろうかと
旅行中頭の中には大きな疑問符が着いて回るのでした


3K8A3243-1.JPG



3K8A3233-1.JPG

さて私たち夫婦同様カジノには全く興味のない観光客に残された道は何か?

ラスベガスとは違い入場料を徴収される限り観光スポットと割り切って
「賭場」という文字に誘われるのもアリですがそうでなければ
残された選択肢は世紀の首脳会談が行われたセントーサ島
シンガポールの銀座オーチャード通り&周辺散策
夜の目玉というべきご自慢のナイトサファリ動物園
そしてマリーナのもう一つの顔であるガーデンウォーク・バイ・ザ・ベイでしょう

3K8A3262-1.JPG

このすべてを網羅した私たちの一日平均歩数は約18,000歩
距離にして12キロ程ですから結構な運動にもなったわけです
これに地元ソールフードなどの楽しみを織り交ぜると完パケの出来上がりです
ただし、お国柄喫煙と飲酒にはもっぱら厳しく
特に持ち込みタバコは1本から課税対象となりスモーカーには辛い試練
ビールは地元のTigerで小瓶1本S$8~13(1S$=約¥89)にもなってしまいます

タクシーは初乗りS$3.90でチャンギ空港からベイエリアの主なホテルまでならS$20
地下鉄MRTは初乗りS$1.50ですから安めに抑えられ懐には優しいですね。
こちらは観光客用に乗り放題1日・2日・3日の3種類パスも
それぞれS$10・S$18・S$24となっています(別途カード補償金S$10/枚)。
3日あれば充分楽しめるぞと言わんばかりの設定が気に入り3日券を購入しました


IMG_1497-1.JPG


通常15時チェックインのところなんとか11時前に部屋へと案内された私たちは
ひとシャアワー浴びたのち早速MRTに乗ってソウルフードを食べに出かけます
妻がミシュラン星付きだと検索済みのこのお店の売りはなんと特製ポークヌードルだとか
それに店の場所はググれてもそこへ行く道が一向に示されないのは何故??

その謎は最寄り駅から外へ出てみて直ぐに解明しました


IMG_1501-1.JPG


公団住宅らしき一群の一角にあるらしいミシュラン星付きレストラン
住所の番号が示す建物をほどなく発見するとなるほど昼食時の長い行列が目の前に
なにやらとても懐かしい空気漂う潔癖症大NG確実なお店がここです


IMG_1498-1.JPG

確かに書いてありますミシュラン星獲得だと、ただしローカル編
熱風漂う中待つこと30分でようやく私たちの番が回ってきましたよ
行列から眺めていた人気商品らしきものを一つずつ注文しビールも忘れずに


IMG_1500-1.JPG

何が入っているかなんて邪推しようものなら東南アジアでは生き抜くことはできません
そして共用の少し黒ずんだ箸とレンゲに躊躇なく手を伸ばせることも必須であります
ティッシュで拭こうなんて無駄な抵抗でしかありませんので念のためです

隣に二軒ある店はどちらも閑古鳥が鳴いていてオーナーも全くやる気なし
この差はいったい何なのかはミシュランの寸評を見ることにして
確かに割と薄味で私たち好みに美味しく仕上がっておりました


3K8A3231-1.JPG


睡魔に幾度か襲われたもののまだまだお天道様は空の高いところにいらっしゃいます
MRTを屈指してかなり火照った頭と身体を冷やすべく
マリーナベイへ向かいナイトサファリ・ツアーまでの時間潰しです

それにしても赤道間近の真夏のシンガポールに抵抗なく順応する身体
それもそのはず、最高気温は灼熱地獄の日本より低かったのでした
日陰に入れば心地よい貿易風らしき風も感じることができ
さながら偶然の避暑となったシンガポール、もうちょい引っ張ります


nice!(27)  コメント(6) 
共通テーマ:blog

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。