いよいよ佳境へ [隠れ家の抽斗]
NトリがS忠にTOBか、というニュースが全国区で駆け巡りました。
DCMが平和的TOBで配下に収め業界トップのホームセンター誕生かと思われていただけに
Nトリの突然の参入で意外な展開となるやもしれません
Nトリと言えば飛ぶ鳥落とす勢いで家具を中心に生活雑貨・日用品を提供しており
一度だけ車の点検を待つ間にディーラー傍の店舗を除いたことがありました
取り扱う商品は違えど店舗に入った途端Uクロと同じ空気を感じました
品揃えは勿論のことその値段にも驚き、ある種モノトーンな店内をくまなく見て回りました
建築中の家の家具選びをようやく終えた身としてこの話題はちょっと気になりました
というのも現在の家具市場は廉価版と高級版の両極端となっているようで
ちょうどいいはずの中間版がごそっりと抜け落ちてしまっているように思えます
本来ならここに居なければいけないO塚が例のすったもんだで存在感無しになったからでしょうか
先に訪ねたNトリの近くにO塚の立派な店舗があり、過去に何度か利用したことがあります
が、しかし、さまよえる中途半端な候補は今回端から対象外とすることにしました
家具は家に付く、家の良し悪しはやっぱり内装と家具・調度品で決まると信じて疑わない私達夫婦
ならばこの際と、家具をA社、C社、M社から、ラグとカーテンをF社から調達しました
加えて間もなく始まるリモートワークと一緒に男飯なるモノを始めてみようとキッチンにも一工夫
ひとつの部屋という概念で設備一式を家具扱いとして「見せるキッチン」を目指します
ならばもうふた工夫をとワーケーションの強力サポート役としてL社の冷蔵庫にご登場いただきます
来月下旬に施主最終チェックを行うことになり工事はいよいよ佳境へと突入していきます
ようやく上がりそうです [隠れ家の抽斗]
こんな状況となってはまたしても他県ナンバーは煙たがられるだろうなあ
不要不急でなければ越境移動は一応やってもかまわないところまでやっと辿り着いたのに
基礎工事が無事終了したのち木工事が始まりいよいよ上棟を迎える段となる今月半ば
正式ではありませんが現場の慰労を兼ね地ビール持参で久し振りで訪軽する予定です
こんな時期だからホテルの予約は楽勝だろうと高を括っていた先月
いつも泊まっているホテルはおろか名立たる宿の予約がほぼ一杯という状態に驚愕
夏休み期間中の予約も好調とのことで値付けもいつもどおり強気な避暑観光地です
用事を済ます時間も考慮して連泊するので話のタネにあのホテルに予約を入れました
当日現地清算と事前決済の宿泊費の差があまりにも大きかったので後者を選択です
コロナ禍の下、いったいどんなおもてなしを受けることができるのか
業態は全く別世界ではありますが何か勉強できるものがあるのかなと今から期待しています
何より昨年秋からすっかりご無沙汰している贔屓の露天風呂が楽しみで仕方ありません
オリンピックは延期となったものの苦肉の策の4連休は生きています
新聞紙上には旅の宣伝が戻ってきたしメルマガ配信で旅のお誘いもボチボチやってきます
傍ら連日の感染者数急増とやっぱりだな感染経路の判明で雲行きは怪しくなっていきました
論より証拠で街中はコロナ禍以前とあまり遜色なくなってしまいました
バスや電車内でのソーシャルディスタンスはもはや存在せずに3密状態
昼間の食事処も対策はされつつ来店者は日に日に増加中となっています
若者の傍は反射的に回避してしまうと同時にノーマスクの老人もノーサンキュー
コロナ防御方が再び初期段階へと逆戻りして疲れ倍増の毎日となってきました
山小屋が完成した暁には月一回一週間ほどテレワークを装っての滞在を真剣に考察すると共に
明らかに前回より短縮された残りの時間をいかに健康で有意義に過ごすことができるのか
今回は永住するつもりで気合を入れた渾身の傑作の完成を待ちながらの宿題となったようです
始動済 [隠れ家の抽斗]
氷点下5℃まで下がっていると聞き愛車にスタッドレスを履かせて出陣です
建築業者さんが決定してすでに3回目の打ち合わせでプランはおおかた固まり
CGの完成予想画像と2D図面がいよいよこれから3Dへと変身していきます
暖傾斜を利用しての変則二階建て、来年11月の竣工が待ち遠しいです
ー追記ー
現在自宅で利用中のWimax2+の受信状態が突如として劣悪となり
就寝前の訪問、更新、コメント作成などブログ活動に多大な支障が発生しております
この場をお借りしてフォローしていただいている皆様のところへの訪問や
頂戴したコメントへの返答作成が遅延気味となりますことをお詫び申し上げます。
知ってしまったあの秘密 [隠れ家の抽斗]
横浜へ戻る日曜日の行動は判を押したように決まってます
朝寝もせず早起きして掃除・洗濯・片づけなどなどのあと
星野温泉トンボの湯へ再び朝風呂入りに行きます
別荘の民の入浴料は通年特別割引でしかもこの時期駐車場はタダ
併設のホテル宿泊客は勿論フリーでしかも一時間早く入場できるので
脱衣場はこの時期でもけっこう色んな裸がウロチョロです
そんな集団の一角に私の目がロックオンされたのは初めての経験
温泉のレンタル・バスタオルを腰に巻いたまま
何やら意味深げな様子ではあるものの楽しそうに話し込む集団
どう見てもこれから風呂へ入ろうとするアンチャン達
C国語らしき言葉で掛け合いながらも中々風呂場へ行こうとしません
傍に立つ風呂上がりの私の存在がどうやらかなり気になるらしい
ところで、男子の場合裸の見せ方にはいくつかパターンがありまして
年齢と共に隠す部分が減少していくのも統計的には事実のはずです
時折り私のように若い頃から開けっ広げの無防備な体育会系は例外として
正常な男子なら大切な部分はタオルで覆い隠しながら移動するのが常です
もう少しナイーヴな男子でもせいぜいタオルを腰に巻くことまででしょう
それがどうしたことか、シャイなC国ボーイズ達はバスタオルを巻いたまま
入ろうかどうしようかと脱衣場で躊躇したまま動きません
あろうことかその内の一人がそのまま風呂場の方へ行ってしまいます
それを確認してようやく私の目の前でパンイチになれた連れが
受付で渡されたのであろう「風呂の入り方マニュアル」を片手に
他の仲間へ何やら伝えようと話しかけはじめました
これは新年早々オモロイもんが見れそうやなと
わざと超スローモーションで着替え支度する私
とそこへ案の定先ほどのバスタオル巻男君が小走りに戻ってきました
もちろん、先ほどと同じタオルを巻いたまんまの状態でです
もうちょっと時間稼ぎしたい衝動に駆られながらも時計を見ると
妻との待ち合わせ時間が迫っていたので泣く泣く撤収することに
で、さっきのパンイチにいちゃんですが
戻ってきた巻男君によっしゃ~みたいな掛け声をかけ
ついに最後の砦を引き摺り下ろした、かと思えた瞬間でした
芸人さん顔負けの瞬発芸でタオルカバーし風呂場へと消えていきました
後ろ髪ひかれる思いで脱衣場を退散しかけたところ
風呂場へ行ったはずの高速パンイチくんが再登場します
どうしたん?と再び彼へと惹かれる我が視線の先に
ガードは守ったまま慌てて靴下を脱ぎ棄てる彼
ちゃんとオチ付けてくれるあたり、才能大やと大笑いでした
尖閣諸島問題解決にはまったく別のアプローチが有効かもしれない
そんな確証を得たかのようで厳冬の温泉場を後にしました
シャッター通りと独り占め [隠れ家の抽斗]
- 先週分にと書き始めていた記事を引続き掲載します -
驚きの光景を目の当たりにしてもやっぱりちゃんと空いてくるお腹
冬場の休業がかなり目立つ通りを走り通年営業のお店へ
案の定ほぼ貸切状態の店内を見渡しこの地での商売の難しさを知ります
後ろから「おお、今晩予約が1件入りましたよ」と喜ぶスタッフの声
繁忙期に一年分稼がなきゃやっていけないんだと
よく夕飯を食べに行く店の店主の口癖です
商売人には大変申し訳ないと充分知りつつも
人気店を独り占めできてしまう贅沢が楽しめる
そんな真冬の軽井沢をこよなく愛する私です
それでも近年私と同じような楽しみ方をされる民が増殖中なのか
真っ暗闇の中あっちにポツリこっちにポツリと
仄かな明かりが森へと漏れ伝わってきますし
会社の保養所ともなると年中煌々と明かりが灯っています
社員とその家族の人気度の高さがうかがえますね
これまでに意外と登場しなかった試みとして
1-3月クールで真冬の軽井沢を舞台としたTVドラマが始まったようです
こちらの影響は如何に?と、こればっかりは視聴率に連動でしょうか
ロケ場所はかなり限定的と見受けられ(しっかりチェック入ってますよ)
人払いをあまり必要としない時期のアドバンテージを
あまり上手に生かし切れていない感は大です
2月に入ると最大の閑散期を迎え町は暫しの冬眠状態です
通年営業を目指す多くの店舗もこの月にまとめて休業を取るようなので
計画性を欠いてしまうと夕食難民にも成り得てしまいます
ホテルやショッピングプラザの飲食店へと選択肢は狭まるので
こういう時こそ地元の気になる通年営業店にて
少々顔を売っておくのも一つの手です
今月半ばにもう一度と計画をしておったのですが
急遽大阪行へと振替えて
四九日と納骨の法要準備に充てることになりました
その分年中賑やかな大阪の旨いもん店が今から楽しみです
金色の雨 [隠れ家の抽斗]
あ~ぁ、水色のあ・めぇ~~のファルセットは八神純子さん
紅葉の季節が到来するとそろそろ金色の雨も降りだす軽井沢
黄色く色づいたmélèze(唐松)が陽の光を受けヒラヒラと舞い降りてくる様子です
そこへエイディット・ピアフでも流れようものならもうおフランスの世界です
ところがこの唐松が少々厄介ものでして
細長い針のようなその形状が隙間という隙間へ入り込んでしまい
一寸車を停めようものならさあ大変
掃除機でもなかなか吸い取れない凶器と化してしまうのです
なんて興ざめさせてしまうお話をしてしまいましたが
今週末は紅葉の名所で過ぎ行く秋の1コマを満喫して来ました
しっかりお伝えできない事情が発生したため
本日はその予告編という事で1コマの内の1コマをアップさせていただきます
流れ [隠れ家の抽斗]
悪天候だと覚悟のうえ三連休だったので
7月以来の山小屋遠征を決行したところあまりの人出にオッタマゲ
「アンタも好きね」と行き交う人々へつい口から出てしまいそうな
そんな大混雑の中での荒休息でした
TVの力は偉大なり
走る車のナンバーとお供のワンちゃんはバラエティーにとび
紹介された店にはお決まりで長蛇の列が作られ
一日中降り止まぬ強雨もなんのその
ずぶ濡れになりながらもじっと我慢の子です
近年「旧」から「中」へと人気の変遷が行われている軽井沢
最近何かと話題に上る星野エリアはとりわけ凄い事になっていて
早朝から駐車場が満車状態となる盛況ぶり
夏休みの再来だと当の地元の方々は悲喜こもごもでした
我がLonesome山荘も星野エリア隣接町内会に竣工して早14年
本格派別荘の民の足元には到底及ばないものの
この短い間でも数多くの変遷に立ち会うことができました
そのうちの一つがこの星野エリアの再開発です
ハルニレテラスの工事が始まったとき
こんなもん作って大丈夫かいなと要らぬ心配もしました
案の定、現在の姿からは想像できないほど開店当時の閑散とした光景
特に週末でも人気がまばらだった夜
食事に出かけて行くとそれはもう最上級の歓待を受けたものでした
あれから7年とちょっと
今や押しかも押されぬ一大観光スポットに成長した星野エリアをはじめ
膨張し続けるアウトレットに賑わい復活の兆しある旧軽ロータリー界隈
その傍らで静かに暖簾を下ろし姿を消していくお店
ああ、時は流れゆく
ところが、そんな流れも一寸止まってしまう瞬間があります
フレームに人が入り込まない閑散とした風景が俄然多くなって
身も心も引き締まる凛として凍てつく空気に包まれた真冬こそが
絶好の軽井沢賞味期間
変化 [隠れ家の抽斗]
鬱蒼とした密林に囲まれた廃屋がある一画に一目惚れし
できる限り与えられた自然の中で過ごすせるようにと
枯れ朽ちた山桜とどうしても邪魔になった栗の2本のみ伐採し
その他はご覧のとおり健在です
伐採した栗の木は入口の立派な二本の門柱と薪に姿を変え
現在もなおその存在感を十二分に示しております
標高が1000mを超えているからでしょうか
白樺の木が数本あったり、マツタケは出ない赤松が幅を利かせたりと
隣地境界として存在するモミの木群や
いまだ紅葉真っ最中を拝んだことのない各種もみじと一緒に
ちょっとした雑木林を形成して夏はより涼しく過ごせています
そんな我が山小屋の庭にもここ数年で劇的変化が現れました
竣工当時片隅に生えていたシダがいつのまにか庭全体に拡散し
同時に置き浅間石には苔が見事に生えてしまいました
もともと湿地帯であった土地柄ですが
徐々に悪化していく温暖化現象の煽りを受けて
夏場の気温と湿度の上昇が顕著になってきている軽井沢
町内の別荘やホテルではいよいよエアコンが登場し始めたようで
避暑地のイメージは少しずつ変化していってしまうのでしょうか
とは言うもののお盆が過ぎれば一足も二足も早い秋の気配ですから
そこは残暑厳しい都市部との差は歴然です
少々汗ばむ真夏の午後でもコイツをお供にすれば
読書もまたたっぷりと楽しめることでしょう
梅雨を楽しむ [隠れ家の抽斗]
明け方の寝苦しさに目が開いてしまった日曜日
7月ともなればさすがに羽毛掛け布団はちょっと無理だったか?
朝の最低気温22℃、昼間の最高気温28℃と
ジワジワ温暖化が進む避暑地
あれ?これ冬仕様のままジャン
ベッドのシーツ洗濯で暖かサイドのままだった敷きマットを指さす妻
金曜日の夜はそれでもぐっすり寝込めたのが不思議
時折晴れ間がのぞくとじっとり汗ばんでしまいますが
それでも吹く風どこか涼しさを感じる心地よさ
次回、もう少し踏み込んでみます
毒とガスを抜く [隠れ家の抽斗]
オオクロアリの羽蟻が巣をつくってるようだから
駆除した方がいいですよ、と管理人さんからの電話
たまたま行く予定だったので、この目で確かめてから
決めましょうとやんわり申入れ回避
滞在中一匹もお目にかからなかったので
獲れたてレタスを持って訪ねてきた管理人さんに
取り敢えず今回は様子を見ましょうと、お断り
それより倒れたTVアンテナと置き去りにされた
庭の枯葉と剪定した枝の片付けをお願いします
しっかりやらんかい!
今回は久し振りで嬬恋サイドへ出向き
家内が大ファンの岩盤浴でデトックス
大人600円で源泉かけ流しの大浴場もウリの
町民憩いの場、つつじの湯
鬼押し出しハイウェイで県をまたげば
山小屋からはたったの30分
雲で隠れた浅間山も
おそらくガス抜きの真っ最中
スッキリ、さっぱりのあとは峠を越えてのランチ
途中の湯の丸高原はつつじが満開で
スキー場では沢山の観客を集めて
大つつじ祭り開催中
東御市を眼下に見下ろす本店レストランで
自家製チーズを使ったパスタ&ピザを平らげる
もちろん、アルコールは抜き
楽しみは夜まで取っておくことに
ブレーキだけでそのまま浅間サンラインと合流
小諸を経て軽井沢へと戻る大浅間周遊コース
天気は今一つでしたが
身体も心もスッキリ晴ればれ
もひとつ、よるはいつものお店でおばんざい
そして、小布施ワイナリー産のポン酒
今回はSix、ラベルはフレンチ!?
貴重なNeufは前夜にたらふく試飲済み
人畜無害なガス抜き毒抜き